不真面目でもいいじゃない

真面目に生きるのなんて馬鹿らしい

価値観を人に押し付けない方がいい理由

価値観を持つことは大切

 人の思想や人格というのは、ほとんど価値観によって決まってきます。
 当然ながら『親は大切にしなければいけない』という価値観を持ってる人は親を大切にしますし、逆に『自分さえよければ他人を貶めても良い』という価値観を持ってる人は自己中な人格になります。

 このように、価値観によって人格は変わってくるので自分がどのような価値観を持っているのだろうかと自己分析するのも大切だと思います。

ただし他人は変えられない

 価値観によって自分を変えることができても、それによって他人は変える事は出来ません。
それがどんなに素晴らしい価値観だとしてもです。

 むしろ他人を変えようとして価値観を押し付けたとしても、生まれるのは反感だけです。
さらに厄介な事に、他人に押し付けた価値観によって自分が縛り付けられる可能性だってあります。

 ちょっと仕事をサボっている人に対して「仕事なんだから真面目にやれ」という価値観を押し付ければ今度は自分が仕事は真面目にやらなければいけないという価値観に縛られてしまいますし、下手すると仕事の合間に少しでも息抜きしているとこを見られでもしたら「こいつ、人には仕事は真面目にやれと言っておきながら自分はサボってるじゃないか!114514年にひとりのクソ人間だ!」と思われてしまうかもしれません。

 結局自分を変えられるのは自分だけです。
 どうしても他人を変えたくて変えたくて仕方のない人は、暴力的な価値観の押し付けなどではなく
「あなたの持ってる価値観よりも私が提示する価値観に変えて下さい」という態度で『お願い』をし、何故私の価値観に変えた方がいいのか、また変える事によってどのような利益が生まれるのか、といった事をきちんと1万文字くらいの文章で言語化しプレゼンした方がいいです。

 以上の事がめんどくさいとか、そこまでする価値はないと思うのであれば、そもそも他人を変えようなどという思いは捨てた方がよろしい。


「価値観を押し付けるな」はNG

 誰しも「あなたの価値観を私に押し付けるな」という台詞を一度は耳にしたことがあると思います。
 ただ、「価値観を押し付けるな」というのが「価値観」である以上、人に価値観を押し付けてはいけないという価値観は人に押し付けてはいけないと私は思います。

 なので私は、「人に価値観を押し付けるな」という言い方をせずに「人に価値観を押し付けない方がいいよ」という言い方を使ってます。